岡垣興業は資格者在籍のブラスト会社です!

 

 

OkagakiにはFROSIO検査員levelⅢと防錆管理士が在籍しております。
ISOに準拠したブラスト、塗装、検査に対する正しい知識と経験を備えた国際資格。
錆びや防錆に関する知識を習得した国内資格。これらの資格についてお話致します。

 

サンドブラストの国際検査員とは?

 


サンドブラスト(略ブラスト)は元来船舶用の錆取りを目的として1870年にアメリカで考案された工業技術です。コンプレッサーからのエアーを加圧させ研磨材を混ぜて吹出し、製品表面を処理する技術がブラスト加工なのです。船舶建造にはブラストや防錆塗装が必須です。
適切な防錆処理がされず、航行中に腐食が原因で沈没や海難事故があり、対策として造船の品質や管理の徹底を図る為、知識、検査のエキスパートを教育する機関が立ち上げられた。現在大型船舶の建造には2008年7月以降の契約船にはFROSIO検査員の立会いが義務付けられております。製品の表面加工、防食塗装、検査方法等は海に囲まれた世界各国で需要が高まり、腐食や防食にかんするエキスパートとして造船業のみならず、世界中で多岐分野にわたり活躍しております。

 

多くの人命を載せている船舶はもちろん、プラント、建築、設備などに施される防錆処理は事故が起これば人命に関わる重大な機器や施設だからこそ、安心して加工を依頼していただくために皆様の業務にコンサルタント致します。

 

国際検査員が在籍する強み

 

国際検査員が在籍している強みは「世界基準のブラスト、塗装、検査を行なっている証明になる」という点です。他社でもサンドブラストを行なっている会社はございます。しかし、技術はあっても証明できる資格が無い。基準となる知識が立証できない。

 

日本の工業技術水準は世界トップレベルとも言われていますが、やはり「技術を持っている証明」となる資格は、依頼されるお客様にとって業者選びの指標にもなるのです。
FROSIOとは?

 

FROSIOとは、IMO国際海事機関によって定められた「バラストタンク」の塗装基準を満たすための検査を行なう資格のことです。バラストタンクとは船舶において、船の重心を保つためにも重要なパーツです。タンク内に海水を入れることで船の水平が保たれるため、海水によって発生するサビを100%防止しなければなりません。

 

つまり、バラストタンクの防サビ加工を施した塗装技術が船舶にとってはとても大事なのです。防サビ加工塗装の効果を最大限にするためには、建造段階に置ける施工品質の工場が必須です。昔は、この基準がありませんでした。バラストタンクの腐食が原因で重大な海難事故も発生していました。

 

2006年12月にIMOが「バラストタンク等に対する塗装性能基準」=「PSPC」を採択しました。このPSPCを基準以上にするための塗装検査員資格こそが「FROSIO Level III」なのです。

 

FROSIO Level lllを取得するためには「Professional Council for Education and Certification of Inspectors for Surface Treatment(表面処理検査官の教育と認定に関わる専門評議会)」という1986年にノルウェーで設立された塗装検査員を認定する専門機関からの認定が必要です。

 

FROSIO Level lllを取得するためには、試験はもちろんですが、実務経験も重要です。5年以上の実務経験に加え、2年以上の検査業務経験が無ければ受験をすることすらできません。また、日本においては2016年7月の時点でたったの652人しか取得していません。

 

弊社では、このFROSIO Level lllを取得しているスタッフが、防錆管理士と一緒に加工過程作業の管理と検査を行ないます。また、お客様の希望に応じた加工も当資格取得スタッフがご提案いたします。

 

国際基準の検査員が在籍している弊社のサンドブラスト加工。難関といわれている資格試験をクリアしたスペシャリストが弊社には在籍しているのです。

 

防錆管理士とは?

 

防錆管理士とは、腐食や錆によって建物や配管などが劣化するのを防止するスペシャリストであると証明する資格です。経済産業省や国土交通省、中小企業庁などの後援を得ている民間資格であり、通信制の防錆技術学校を1年間受講した後に試験と認定論文審査に合格しなければ取得できません。民間資格の中でもとくに取得が難しい資格とも言われています。

 

四方を海に囲まれた日本において「サビ」は大きな問題です。造船はもちろん、建物などに使われている金属部品は防錆加工がされていなければ、建設許可が与えられないという場合もあるのです。

 

弊社では、この防錆管理士資格をもったスタッフが在籍しております。お客様からのご要望に合わせた防錆加工をご提案いたします。

 

国際検査員がいないとどうなる?

 

国際検査員がいない現場でブラストや防食塗装をする場合、そのクオリティに問題のある可能性が高くなります。そもそも防錆管理士は民間の資格であるため、資格取得まではFROSIOほどハードルは高くありません。

 

FROSIOを取得するためには実務経験に加えて検査業務経験もなければ取得できません。
そのため、自ずとチェックする観点が多岐に亘るのです。国際検査員がチェックしていないブラストや防食塗装で、重大な事故が起こる可能性もあるのです。

 

ブラストは、完成した製品にただ研磨材を吹きつければよいという工業技術ではありません。どんなに強固な建造物でも、ネジ1つの綻びで倒壊する可能性もあります。そうした万が一をゼロにするための加工がブラストです。

 

強度や防錆効果など、いろいろな検査を行なわなければ、お客様に納品はできないのです。スピード重視のブラスト業者もいるでしょう。しかし、本来のブラストはスピーディーな加工方法ではありません。

 

作業工程をお客様と一緒に検討し、万が一の可能性が限りなくゼロに近い製品を納品いたします。安心安全の製品を納品することこそ、私たちOkagakiの責任であり、ミッションなのです。

 

安心と信頼のサンドブラスト会社にお任せください!

 


防錆管理士やFROSIO LevelⅢ資格者在住の弊社では、お客様が安心できる製品加工を行っております。小型製品から大型製品までどんな製品でもご相談下さい。加工前のテストブラストも承っております。資格者が立会いコンサルタント致します。
お問合せいただいた皆様からの課題をクリアし、お客様と共にGrow up出来る事が私達の喜びです。