塗装剥がしはOKショットのサンドブラストをオススメします

塗装剥がしはサンドブラストをオススメします

弊社岡垣興業株式会社には『塗装剥がし』をご依頼くださるお客様が多くいらっしゃいます。お客様の話を聞き進めていきますと、ある共通した悩みを抱えていることがわかりました。

『もっとキレイに塗装剥がしができないのか?』
『塗装剥がしの次工程まで考えた塗装剥がしをしてほしい』
『細かい部分の塗装が残ってしまっている』

『塗装剥がし』という作業は簡単なように見えて、かなりの重労働です。かなりのコストと作業時間を要します。またその精度はお客様からの要望に沿って次工程を考えて行わなければなりません。

弊社のサンドブラスト(略:ブラスト)は塗装剥がしだけではなく、作業工程全体を考えた作業工程計画を立てます。

単なる塗装剥がしではなく、お客様を満足させる塗装はがしができる。
それが弊社の強みです。

塗装剥がしには3つの方法があります

『塗装剥がし』とは、金属製品の塗装や防護用の樹脂などを剥がす作業のことです。塗装を剥がす作業方法には大きく分けて3つの方法があります。

● 科学塗装剥離
● 熱塗装剥離
● 物理塗装剥離

科学塗装剥離とは『剥離剤』という水溶系もしくは溶剤系の液体を使う方法です。以前は有機溶剤の混合液が主流でしたが、健康被害や環境問題を考慮されて使用されなくなりました。近年の科学塗装剥離では、高沸点溶剤という特殊な溶剤を使った塗装剥離が主流です。

熱塗装剥離とは、剥離する塗装や樹脂を500℃前後で加熱して、塗料などを熱分解する方法です。塗料の材質や製品の材質によって使用用途が限られています。

物理塗装剥離とは、ヘラ(スクレーパー)などを使用して物理的な『力』を使って剥離する方法です。ブラストは、この物理塗装剥離に含まれます。

科学塗装剥離と熱塗装剥離のメカニズム

塗装を剥がすというメカニズムの原則は「塗装面から塗料などを除去すること」です。溶剤や熱、物理的な力を加えることで塗装の除去を行ないます。3つの塗装剥がし方法によってそれぞれのメカニズムが異なるのです。

科学塗装剥離は、剥離剤を塗装表面に塗布し、塗料内部に浸透させることで剥離しやすくさせます。塗装そのものに傷などがあると、剥離剤の浸透効率がアップして作業時間の短縮も可能です。

熱塗装剥離は塗料と製品表面の間にある「付着力」を熱によって融解させて剥離します。付着力というのは、簡単にいうと『塗料を製品表面に付着させている力』のことです。この付着力を弱めてから塗装を剥がすというイメージですね。

物理塗装剥離のメカニズム

物理塗装剥離は、塗装と製品表面の間に微粒子の研磨材をあてて塗料を浮かせて剥がす方法と、塗料を製品表面ごと『削る』方法があります。ブラストは高圧で砂のような研磨材を塗料にぶつけて加工を行なう工業技術です。

塗料を浮かせる方法と表面ごと削る方法の両方に対応できますが、製品によってはあまり傷をつけたくないというご要望もあります。ただ単に「塗装を剥がす」のであれば、科学剥離や熱剥離でも問題ないでしょう。

しかし剥離後の加工を考えると、なるべく傷などはつけたくないと考えているお客様も少なくありません。弊社岡垣興業株式会社では、お客様のご要望によって作業工程を計画します。お客様のご要望を余すことなくすべてお伝えください。弊社の熟練スタッフがあらゆるブラスト技術を駆使して、お客様が満足できる『塗装剥がし』を実施いたします!

サンドブラストが塗装剥がしにオススメな理由

物理塗装剥離の一種であるブラストですが、どうしてここまでオススメするのか?それには次のような理由、メリットがあるのです。

● 製品表面へのダメージが少ない
● 次工程の塗装や前処理の作業時間が短縮できる
● トータルコストを抑えられる
● 精密部分などの塗装剥がしも可能

製品表面へのダメージが少ない

塗装剥がしは製品に新しく塗装を施す場合や錆防止用の塗装を施す際に重要になる作業工程の1つです。科学剥離や熱剥離でも塗装剥がしは可能ですが、製品によっては表面にダメージを負ってしまう場合もあります。

ブラストは製品表面の素材によって研磨材をフレキシブルに変更できることが強みです。光沢が必要な場合は製品の素材よりも硬度が低い素材の投射材を使用するなどして、ブラストによるダメージを軽減させながら塗装剥がしもしっかりと行なえます。

次工程の塗装や前処理の作業時間が短縮できる

塗装剥がしは作業工程の1つにすぎません。塗装を剥がした後には、製品表面の研磨や新しい塗装などの作業が待っています。つまり、塗装剥がしだけに膨大な時間をかけていられないのです。

科学や熱剥離では、塗装を剥がす前準備や剥離後の乾燥などで、作業時間が長くなってしまう場合もあります。ブラストは基本的に乾式での作業が多く、塗装剥がしを行なった後すぐにでも次の作業工程を進められます。

トータルコストを抑えられる!

ブラストは特殊な溶剤の購入費や熱を発生させるための費用が発生しません。コンプレッサーに使用する電気代と再利用不可の投射材の費用のみです。再利用が可能な研磨材であれば、新たに研磨材を購入することもないため、作業コストを大幅に減らせるメリットがあります。

精密部分などの塗装剥がしも可能

塗装剥がしで比較的労力がかかるのは精密部分や細かい箇所の剥離作業です。溶剤が染み込みにくかったり、熱が十分に伝わらなかったりすると塗装が完全に剥がせなくなることもあります。

ブラストは細かい研磨材を高圧・高速で噴射するため、細かい箇所や精密部分であっても完全な塗装除去が可能です。

岡垣興業株式会社ではハイクオリティな『塗膜剥離&徐錆』ができる!

弊社岡垣興業株式会社では、ハイクオリティな塗膜剥離と徐錆加工が可能です。お客様の中には自動車やオートバイ関連の業者様もいらっしゃいます。弊社では、自動車やオートバイの部品やフレームといった複雑な形状の製品の塗装剥がしも行なっています。

自動車部品などの製品の場合、塗装をしなおす前に必ず古い塗装を剥離しなければなりません。塗装の下地でもある『塗膜』が残っていると、防錆加工を施しても十分な効果を発揮できないのです。

弊社では塗膜剥離はもちろんのこと、防錆加工も行なっています。ブラストに特化している弊社ですが、それだけではお客様を本当の意味で満足させられません。だからこそブラストに付随するような加工も行なっているのです。

製品に優しい研磨材とブラスト機器をお選びします!

ブラストによる塗膜剥離に重要なのは直接製品に触れる「研磨材」の選定です。製品表面の素材やお客様のご要望を加味して、最適な研磨材とブラスト機器をお選びいたします。

研磨材は製品表面の硬度と目的にあわせて使用!

たとえば、お客様の依頼したい製品素材の高度が低い場合、硬度が低いやわらかいタイプの研磨材を使います。

ブラストでやわらかい素材の研磨材を使用すれば、製品表面へのダメージを抑えつつ、きれいな状態を保ったままでの塗装剥がしが可能です。金属系や非金属系、樹脂や植物の種といった特殊な研磨材を使い分けながら、お客様の希望する状態に加工いたします。

複数素材の研磨材を使い分けてもっともダメージを与えずに作業可能!

製品全体の素材が同じ金属であったとしても、研磨材も同じ素材を使うとは限りません。細かい部分には同じ素材でも形状やサイズが小さいものを選ばなければなりませんし、製品の状態に合わせて研磨材そのものを変更しなければならない場合もあります。

弊社では、さまざまなタイプの研磨材はもちろん、ブラストを行なう機械の種類も豊富に取り揃えております。

テストブラストで完成後の状態をチェックできる!

弊社のブラストは実際にお客様にテストをご確認いただいた上で作業内容を決定いたします。

ブラストは工業系の業者様には知名度が高い技術ですが、ブラストによってどんな状態になるのかまではあまり公になっていません。ご依頼されるお客様のほとんどが、ブラスト技術をあまりご存じでない方が多いです。

ブラスト業者の中には、依頼された製品の素材などをチェックしないまま、加工を行ない取返しのつかない失敗をしてしまうところもあるのです。

そんな『取返しのつかない失敗』をしないため、そしてご依頼されるお客様にご納得していただくために『テストブラスト』を実施しています。

国際検査員資格と防錆管理士資格をもったプロが同席

テストブラストは単なる研磨材と素材の相性確認だけを行なう場所ではありません。国際資格であるFROSIOⅢを取得しているベテラン検査員や、国内資格である防錆管理士を取得しているスタッフが、お客様の疑問をその場で解決いたします。防錆加工についても遠慮なくご相談ください。

お客様にご納得いただいた上で研磨材や作業工程を決定

テストブラストを実施し、ブラスト後の状態などをお客様自身で確認していただきます。その上でどんな状態にすればよいかをお伺いします。

お客様にご納得いただいた上で、ブラストによる塗装剥がしや塗膜剥離を行なうのです。防錆加工については、長年防錆に携わったベテラン技術者が作業工程を作成します。お客様の希望する納期から逆算して作業計画を立てるため、急なイレギュラーが起きない限り、確実に納品いたします。

塗膜剥離&徐錆なら岡垣興業株式会社の「サンドブラスト」がオススメです!

今まで溶剤や熱による塗装剥がしで満足のいく結果が得られなかったのであれば、ぜひとも弊社のブラストを検討してください。はじめてブラストによる塗装剥がしをする場合でも結構です。弊社熟練のスタッフがお客様の不安や心配を取り除くべく、さまざまな研磨材を用いてテストブラストを行ないます。

相談だけでも結構です。遠慮なくご相談ください!